不思議な縁。 |
雅恵ちゃんと話しているうちに、彼女の父の姓が私の母の旧姓と同じ(!)ということがわかった。雅恵ちゃんの父は養子に入ったようなので、彼女の姓とは異なるのだけれど。この共通する姓は地元のある地域に多い名前で、二人ともその地域の出身だった。もしかしたら遠い親戚だったりするのかもしれない。
また彼女がとても親しくしていた高校の同級生がいるのだが、その男の子が私が幼少の頃いっしょに遊んでいた男の子(!)だということがわかった。当時の実家(現在は貸家にしている)の目の前の家に住んでいた男の子が彼なのである。彼女から話を聞いていた頃は目の前にあった家と姓が同じというだけで、さして気にもとめてなかったのだが、彼の家業の名前を聞いてそれが判明(!)した。小学校に入る前に彼と遊んでいたので、彼の名前はすっかり忘れてしまっていたのだ。このことをうちの母に話すと彼のご家族のことをよく覚えており、いろんな話をしてくれた。記憶の糸をたぐるような、とても不思議な出来事だった。
こういうことが重なると、雅恵ちゃんとは何だか深い縁があるように思えてならなかった。それも東京のど真ん中でつながっていく奇妙さ。こんなこともあるんだな。
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雅恵ちゃんと私の出身校である大分上野丘高校が、60年ぶり(!)に甲子園出場が決まったらしい。びっくり。それにしても60年ぶりってすごいな。この高校は何でも息が長いので、それらしいといえばそれらしい気もする(笑)。ちなみに私と雅恵ちゃんは、この高校の100回生。古い学校なので卒業生も驚くほど多く、昨年は地元の九石ドームで同窓会もやったらしい。
この春は、高校センバツをゆっくり観戦したい。(でも物理的には無理かな?)少なくとも注目していきたいと思う。試合に勝って校歌が聴けたら、泣いてしまうかもな。
雅恵ちゃんに話すと、「卒業生も多いし、医者や起業家も多いから、寄付金もかなり集まるんじゃない?」と。ははは。確かに。