ヤン富田さんのインタビュー@サンレコ |
「自分の心の中の一番大切な部分は、17〜18歳のころと変わっていない」
「自分の家のチープなものの方が、音楽的には豊かになってしまう。HIPHOPはそれくらい革命的なものだった。」
「CMの仕事は言われた通りにやって、早く帰る(笑)。クライアントや代理店の人たちは何かいいたいんだよね。そういうときには黙々とその要望にお応えして、さっさと終わらせちゃうの(笑)。そのかわりにお金が入ってくるから、そのお金を機材に還元していた。」
「今の時代は人を裏切っちゃいけないとか、そういうことの方が大切だと思う。」
「人から頼まれて出す音なんて、大した音じゃないんだ。人から頼まれなくても自分から音を出すときは、音を出したいという衝動や気持ちがあるじゃない。そこが一番大切なの。」
「ロックミュージシャンにマネージャーがいるっておかしいと思っていた。パンクの人になんでマネージャーがいるんだよ。自分でやれよって、思ったりして(笑)。」
「アナログは歪むか歪まないところが、一番いい音がする。」
「音圧が欲しければ、ボリューム上げればいいじゃん。」
私がこのブログでいつも語っているようなことが、見事に書かれている。
最近は寂しいことに、音楽でこころがうち震えることなどなくなってしまったが、
作り手の“哲学”や“アイデア”にはまだまだ驚かされることも多い。
音楽は、豊かになっていってほしいと思う。
テクノロジーが超えられない、テクノロジーで制御される世界でないことを
こころから願う。