久々のエル・スール。 |
最近、youtubeにあまり聴くことのできない岩崎宏美さんの〈あざやかな場面〉と〈想い出の樹の下で〉が上がっていた。〈あざやかな場面〉は最後のコーラス部が本当に素晴らしい。これで10代なのだから、恐ろしい。天才少女だ。当時は音域が広くほぼ裏声を使わず歌いきっていたが、今はきっと裏声で歌うに違いない。残念だが、こういうときyoutubeは本当にありがたいと思う。〈想い出の樹の下で〉は白いドレスが非常にキュート。私が着たいくらいだ(笑)。
歌謡曲は、日本が誇る文化だと思う。だからJ-POPではなく、歌謡曲で新譜が聴きたい!と思うのだが、残念ながら聴くことができない。仕方がないので、私はギリシャのポップスを聴く。ギリシャのポップスはかつての日本の歌謡曲を彷彿させるので、とても好きだ。サウンドプロダクションも素晴らしいし、歌手もうまい。最近の日本の歌手はなぜか抑圧的に歌うので、聴いていても気持ちがいいと感じない。その点ギリシャの歌手は、奔放で声量も豊かだ。聴いていて何とも言えない開放感に包まれる。ああ…これで阿久悠さんの歌詞が乗っていると、最高なのになあ(笑)。
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そんなギリシャポップス好きの私が、久々にエル・スールへ行く。本当にご無沙汰していたと思う。尊さん、ごめんなさい。これからもっと遊びに行きます!
お店に着くと、ドアノブに10分間外出しますというメモがあった。それで店の前で待つことにした。しばらくすると、お弁当を持った尊さんが帰ってくる。尊さんは相変わらずセクシーで、かっこいい。ワールド・ミュージック好きの女子は、ぜひこちらへ(笑)。
エル・スールは、昨日10周年パーティを行ったらしい。もう10年経ったのか…本当にびっくりだ。私もパーティには行きたかったのだが、今年いっぱいは夜遊びをやめておこうと思っていたので行かなかった。昨日のパーティの様子を訊ねると、朝5:00からエル・スールで二次会だったらしい(苦笑)。相変わらずだ。尊さんも店で寝ていたらしい。
最近、ワールドミュージック好きの間で人気のレッガーダについて、尊さんに訊ねる。レッガーダとは、モロッコのポップスだ。モロッコならではのパーカッションとメリスマ(コブシ)が聴けて最高なのだが(笑)、ひとつだけ不満があった。私はメリスマが大好きなのだけれど、レッガーダはコブシの部分にヴォコーダーをかけていることが多く、メリスマが聴こえないのだ。ヴォコーダーも大好きなのだが、一番おいしい部分にかけることはないのに…と思っていたのだが、曲によっては増幅だけの効果を狙ったものもあるらしい。どうやらそれを選んで購入するしかないようだ。
結局、買うつもりでいた李香蘭のCDと、ギリシャのポップスのCD2枚を購入。ギリシャのポップスは尊さんに選んでいただいた。そしてエル・スールのトートバックもゲット。尊さんは大小の2枚をくださった。うれしい!大切に使わせていただくつもりだ。