山口百恵さんの最も美しい映像。 |
もうひとつ驚いたのは、妙な緊張感からも解放されてきたことだ。ブログでは“臆病だ”などと書いているが、それを見た友人たちから「…どこが・・・」と言われていた私だが(笑)、意外と緊張することも多かった。ところが最近はそういう感覚もほとんどない。おそらくこれは姿勢が変わり、丹田に筋力もついたことで呼吸が深くなったせいではないかと思う。
先生からは、腹筋運動の指示は一度も受けなかった。腹筋運動では、正しい姿勢が習得できないからだと言う。確かに腹筋運動で上半身を持ち上げていると、猫背になる。私がやっていたのは全く違うメニューだった(彼のメニューはたくさんあるので、ここでは書ききれないため省略する)。
疲れにくいカラダになっていくのは、とてもうれしい。以前は“鍼灸なしでは私の仕事は体力がもたない”と思っていたが、最近は鍼灸なしでもやっていけるかも、と感じられるくらいになってきた。
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山口百恵さんは20歳前後の頃、本当にキレイだった。なかでも私が美しいな、と思ったのはこちらの映像である。これはリアルタイムで観た記憶があるが、これを観ていても私は二人が交際しているかどうかさえもつかめなかった。まあ小学生だったから、男女の感情の機微までわからなかったのだと思う。
今観てもやはり、この百恵さんの映像に勝る美しい百恵さんの映像はないと思う。泣かない女と言われた百恵さんが、愛する人の声を思わぬところで耳にし、涙を見せる。目元が濡れ、恥じらいと喜びと感動が一気に溢れ出す。このときは二人は交際をしていると公言していない頃だから、敬語を使いつつも時折ふだんの恋人同士の会話になってしまったようだ。公然の場であることを意識しつつも、恋する女性の姿が見える。このとき彼女は、わずか18歳。
18歳だけれど、小学生の私の目には完全に大人の女性だった。今でも、私よりはるかに大人に見える。友和さんのことばも温かく、素敵だなあと思う。大人がかっこいい時代の素晴らしい映像だ。