古本もネットで。 |
夢のなかで彼が「君の腕前を見てあげよう」と言う。そこで私はなぜか俳句をつくる。俳句など生まれてこのかた、つくったことのない私が。それでも彼に見せるとあって、丹精こめてつくりあげる。彼は「うまい」とも「いい」とも言わなかったが、「おもしろい」と言って笑った。書いた俳句は思い出せないが、そこはかとなく彼に対する尊敬の念を漂わせるようなものだったと思う。
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欲しい本があったので、古本屋に電話する。そこの店員は、探すのならHPで探しなさいと私に言う。僕たちもそれで探しているようなものだから、と話す。中古レコード店のスタッフや、古本屋の経営者はそういった回答をする方が多い。本が好き、レコードが好きというこちらの思いを汲み取り、商売度外視でアドバイスしてくれる。そういう気持ちがとてもうれしい。
欲しい本は愛知県にあるらしい。遠距離だからコンディションもわからない。しかも送料がかかる。調べていくと中野区にもあることがわかった。しかしそれは貸本として出回っていたもので、コンディションもよくない。ただ価格は若干安く、送料もいらない。どちらにするか困ってしまう。
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和田アキ子さんの70年代の映像を見つけた。彼女のファッションが非常に70年代っぽくて素敵だ。彼女は長身だから、まるでモデルのように見える。彼女の意外な一面を見てしまったような気持ちだ。