手術の日。 |
今日は15:00から手術となった。幸いにも、今日もお天気。きっとよい手術になるだろう。
不思議なことに、朝方父の夢を観た。私のベットのカーテンを開け、愛用のシャツを着ている。そして私の名を呼び、笑顔を魅せた。「お父さん、来てくれたの?」と思わず夢のなかで叫んでしまう。さらに奇妙なことに、叔父の友人がこの病院で手術を受けたようで、私の入院をきっかけに再会することができたらしい。その友人は頭を100針以上縫う大けがをしたらしいのだが、今は事業も大成功させているようだ(なんという強運の持ち主!)。叔父は何のゆかりもないこの土地に縁をもたらすのも、父の力ではないかと言っていた。
手術室にはストレッチャーに乗らず、徒歩で行った。手術室に入ってから自分でストレッチャーに乗り、手術台にあがる。麻酔科のアシスタントが担当の先生指導のもと、私の脊髄に注射を入れた。今回は全身麻酔だったため、深く針を入れないと聞いていた。「針を入れますよ」と言われたあとは全く覚えていない。相変わらず麻酔がよく効く。
しばらくして、左側から私の名が聴こえる。どうやら手術は終わったようだ。私の病気は必ず癒着を伴うようだし、腫瘍も10cm以上あったので、内臓が一塊になっているんではないかと思いきや、主治医曰く「ほとんど癒着をしていなかった」のだという。どうやら、カラダにぷくぷく浮くような腫瘍だったらしい。おかげで盲腸の手術ような、2cm程度の切開2ヶ所で済んだ(通常は3〜4箇所)。先生も女性のカラダなので、といろいろと配慮してくれたようで、本当にありがたいと思った。いや〜信じられない結果だね。
ここ数年、ちょっとばかりおなかが出てきた。“中年太りか?”と思っていたせいか(苦笑)、こういった症状に全く気がつかないでいた。実は大きな腫瘍があったのだ。しかし今後おなかが出てきたとしたらそれは自腹ですので、みなさんご了承ください(笑)。