80年代の音楽とファッションと。 |
彼らの要求は、ある商品のプロモーションだった。水槽に入れる特殊なツールで、水に溶かすとグミのようなやわらかな丸い個体になるような商品。実際、水槽に入れるとグミのような丸い個体が、バラバラと増えていく。そして水の中に水玉がたくさん浮かび、すごい勢いで広がる。それをみた魚たちはそれで遊ぶというのだ。魚も遊べるし、見た目もキレイなので、非常に売れ線なのだという。この商品をどうプロモーションしたらいいのか考えてくれ、というオーダーだった。
実際、そんなツールがあるかどうかは知らない。しかもその会社はそんなツールを売ったり、プロモーションを考えるような企業ではなかった。ただ企画を考えて欲しいというのは、リアリティがある。もっともガラスを隔てて、お偉いさんの座っている後ろから背中越しに見る、というのは何かを象徴しているようで、おもしろい。彼らの手のうちを私が見ている、というところなのだろうか。
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昨年、離婚騒動で話題になった秦葉さん。最近の彼女しか知らない人は、痛い人だなという印象しか持っていないかもしれない。しかし彼女は80年代にシンガーソングライターとしてデビューし、歌唱力の高さで人気を博していた。
youtubeを見ると、彼女の歌のうまさがよくわかる。アレンジもすぐにそれとわかる、井上鑑氏ならではのコード。ただこの髪型、この肩パットがツライ(笑)。当時はトレンドだったのだろうが、80年代のファッションはなんとかならないものか。
リバイバルで再び、こういうファッションやヘアスタイルが流行ることがくるのだろうか。怖い(笑)。80年代にあったことは、すべて忘れたい気分。