ファッションをパフォーマンスに。 |
「リズミカルに直したほうがいい」これは非常に的確な指摘だと思う。私は文章を書く上で最も気を配るのは、文章のリズムだ。流れるように読めていかなければ、相手に理解されにくい。だからこそ、句読点の位置さえもこだわる。音楽の〈休符〉や拍の〈表〉や〈裏〉がグルーヴ感を生むように、ナチュラルに心地よさを与えるのが、相手の懐に入るための秘訣なのだと思う。これは演説も文章も同じだ。
オバマ大統領の演説に加え、ミシェル夫人のファッションが話題になっている。そのセンスはどうであれ、アジアやラテン各国のデザイナーの洋服をセレクトするのは、なかなかおもしろいと思った。これは“私は欧米だけでなく、さまざまな国の情報も得ていますよ”、“アメリカへ移住してきた人々のことを歓迎していますよ”というオピニオンの表れだともとれる。私はいつもファッションはその人の〈思想〉や〈感性〉を伝えるものだと思っているから、それをパフォーマンスのひとつとして利用するのは決して悪いことではないと思う。むしろ歓迎すべきことだ。
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人気のハニカム。サイトやブログにパーツをつけて、広く投票を募る〈投票パーツ〉というものがある。ここのバックナンバーを見て驚いたのが、yahoo!VS GOOGLE。GOOGLEが多いとはいえ、いまだにyahoo!ユーザーがこれほどまでにいること自体に、本当に驚いてしまった。GOOGLEがデフォルトだと感じている私のほうが、妙なのか?仕事にどっぷりなのか?いずれにしろ、世の中では検索サイトはyahoo!だという向きがまだまだ強いのかもしれないと思った。うちのmacはブックマークの検索サイトフォルダのなかにyahoo!を入れているが、その程度なので年に数回しか見ることはない。この結果を見て、これからyahoo!をもっと見るようにしたいと思った。
喫煙派VS愛煙派もおもしろいと思った。タバコがファッションのツールだったというのは、15年前くらいの話。タバコを吸っている姿の男性がかっこいいなんて、あまり言われなくなったしな。私のまわりの愛煙家の人々もかなりの割合で、タバコをやめている。これはとてもイイ傾向だと思う。
私はタバコで父を亡くしているので、タバコの恐ろしさは体験としてわかっているつもりだ。それでもうちのすぐ下の弟は、タバコをよく吸っている。あいつもやめればいいのにな。