地上波をザッピング。 |
加藤さんは、先日のSUPERFLYの武道館ライブにも参加したようだ。なんと9,600人以上のお客さんが集まったというのだがら、驚いた。人気あるんだなあ、SUPERFLY。(…と書いているだけで、検索キーワードでこちらのページを拾う人もいるんだろうな)。
実家の福島で暮らしながら、東京で仕事をする。しかも人気アーティストをサポートしながら、NATSUMENやcalmさんなど、ユニークなアーティストともコラボレート。全くもって理想的な働き方だ。うらやましい。彼は着実で仕事もていねいだから、多くの人々から支持されるのだろう。私も見習わねば。
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M-1グランプリ、ショーケン&小室哲哉さんをザッピングしながら、『日本有線大賞』を観る。テレビを観ながらドキドキしてしまう。仕事をさせていただいて以来、家族のような面持ちで樋口了一さんを観ているようだ。これは私だけではないかもしれない。ポストマンライブを通じて、多くの人がそう思えてきているのではないだろうか。
個人的にはこの仕事を通じて、自分の人生を振り返るきっかけにもなった。大分という地に生まれてから、今年という年を迎えるまで、あまりにも多くの偶然が重なりすぎたからだろう。共通の人や、場所、キーワード…。日本には一億人という人間がいるはずなのに、まるで小さなコミューンにいるかのような感じがいつもしていた。不思議な体験。こういうことは、また起きるのだろうか。
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M-1グランプリに関しては、毎年のように思うことがある。審査員である松本人志さんや島田紳介さんは、いったい若手のお笑いをどう思っているのだろう、と。審査員席では当たり障りのことを言っているが、本音はおそらく違うに違いない。彼らと若手との実力は、どう観ても雲泥の差がある。“若い才能の芽は摘め”などとよく言うことがあるけれども、おそらく彼らは“摘むほどの実力者はいない”と思っているのではないだろうか。これはお笑いの世界に限らず、音楽や映画・アートの世界でも、同じ気風にあるように思う。若さにアドバンテージがあると思えなくなっている。仮に若さにアドバンテージがあるとしたら、どの分野ももっと活況なはずだろう。
ただ現在、50代以上の方々が20代の頃は、おそらく違うであろう。諸先輩方は〈若さ〉に恐怖を覚えていたはず。私もそれを感じるから、未見の古い物を追いかけているわけだし。
ショーケン&小室哲哉さんの感想については後日。