Zsalon@下北沢へ。 |
連日仕事に追われたため、すっかり寝坊。気のきいたものを持って行きたかったのだが。結局近所のケーキをもっていくことになってしまう。(ごめんね!佐藤さん!)
そして30分の遅刻。それを伝えるために、佐藤さんに電話を入れると「場所はわかりますか?なんなら迎えにでも行きましょう!」と言ってくれる。彼は本当に親切だ。
佐藤さんのblogを見ていたので、店まで簡単に辿り着けるだろうと思いきや、本多劇場の近くでわからなくなってしまう。通行人に訊ねたのだが、下北沢ゆえsalonも多い。わからないと言われてしまう。それで行き当たりばったりで歩いてみることにした。すると一面ガラス貼りの店を発見したかと思うと、なかの人と目が合ってしまう。それが佐藤さん。やっと辿り着けた!と思い、なかに入る。
お客は想像以上に多い。佐藤さんとチョンさんで店を廻すと思っていたので、のんびりやっているのかと想像していた。佐藤さんは店が小さいからですよ、と言っていたが、そうではない。ひっきりなしに客が入り、飛び込みの客まで来ていたくらいだ。
佐藤さんは古本好き。そのせいかアンティークに興味があるようで、店の椅子は大正時代のsalonのものだった。50万や100万の椅子が、派手なピンクやぶちの柄などに張替えられ4脚並んでいる。私は4脚のうち3脚に座ることができたが、なかなか座りここちがよい。高さ調節ができないんで、私はヒールをはかなければならないんです、とチョンさんは言っていたが、なんだか楽しそうだ。
新しい男性スタッフも2名いた。一人は佐藤さんのセミナーを受けRitzに通い、すっかり佐藤さんに魅せられた人。もうひとりは、佐藤さんの身内で店の経理を任されている男性だった。二人ともとても印象がいい。特に佐藤さんに魅せられ、この店に入った人は朴訥ながら、気持ちがこもっている感じがした。
元Ritzのスタッフだったチョンさんも、この店では先輩格。スタッフにあれこれと指示を出し、成長したんだなという印象を受けた。
佐藤さんも自分の店にいるせいか、リラックスしている様子。Ritz時代では黒のスーツスタイルだった彼が、この店ではスエットに白いコットンのパンツをはいていた(なんと!)。時間があくときには私の横に座ったり、佐藤さんの奥さんと娘ののいちゃんが掲載されている本をチラ見したり。肩に力が入っていない雰囲気だ。
4人のチームワークは、非常にいい感じ。そのせいか客の私も居心地がいい。店の広さではなく、スタッフの連携のよさが店の雰囲気を支えるんだなということがよくわかった。
…で、肝心の私の髪だが、デザインストレートパーマをかけ、前髪をつくった(6〜7年ぶり?)。長かった前髪は、25cmは切ったな。佐藤さんは切った私の髪を拾い上げ、「さっきまで生きていた(オシレーターさんの)DNA!」と言っていたのがおもしろかった。