保険外交員は同級生。 |
ただこういう場所に好き好んでいく輩もいるらしく、登って行く先に必ず誰か人がいる。不思議だ。しかしそれ以上に不思議なのは、これを撮影した人はあと戻ったのかどうかだ。この怖い道を折り返すことを考えると、さらに怖さが倍増する。
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映画会社がつくったテレビ番組が大好きな私。いろいろと探していくうちに、『プレイガール』に辿り着いた。この番組はDVDにもなっているが、未だに観たことがない。近々DISCUSで借りて観ることにしよう。
音楽も映像もできるだけかっこよく、洗練された感じに…という制作者の意図が観てとれる。当時は人間の知恵のみで、ここまでやってきたんだなあと思うと敬服したい気持ちでいっぱいだ。いつだったかNari Yuki Artさんが「当時の女性のヌードは今と違う」と言っていたけど、同感だ。足が短く、ずん胴。幼少の頃、銭湯で見た女性のヌードはこのプレイガール型の体型が多かった気がする(笑)。決してスタイルはよくないのだが、艶かしいのは当時の女性。あれはなぜなんだろうか。
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私の担当の保険外交員は、小中学校のときの同級生だ。たまたま保険会社をいくつかあたっていたときに、彼が登場するサイトを見つけた。知らない外交員よりはずっと話しやすいと思い、彼に連絡をとってみた。案の定びっくりしていたが、学生のときのように話をすることができた。
彼は部長になっており、東京に出張することも多いらしい。保険のことで相談したいことがあると、上京する日時を訊いて何度かこちらで会った。同級生の話はもちろん、彼の家庭の話をすることも多い。聞くところによると、中学生の娘さんが冷たいので、淋しい思いをしているようだ(笑)。
つい先日も彼に会い、渋谷で話をした。同級生の大半は大分にいる様子。大分の人口は少ないにもかかわらず、偶然彼らに出会うことは少ないらしい。それでも仲良かった仲間とはときどき会うようだ。彼は当時サッカー部だったので、サッカー部の男の子の話題が多い。医者になった男の子は同じ病院の女医と結婚したが、数年後に離婚。病院にいづらくなったのか大分から去ってしまったという話や、女の子以上に小柄でかわいかったFくんが、教師になったとたん太ってしまったという話などを聞く(笑)。私の記憶は中学のときのまま止まってしまっているので、彼らがどんな人生を過ごし、どんな姿になっているのかとても興味がある。しかし彼は、「見ない方がいいよ。想像のままのほうがいい」と言い張っていた(笑)。
当時、私はサッカー部のキャプテンとつきあっていた。中学生にしては比較的大柄で、イイ男だった。いったい彼はどんな人生を過ごし、どんな姿になっているのだろう。保険外交員の彼もその彼とは会っていないようだから、現在のことは全くわからない。幸せになっていればいいのだが。